外壁塗装の業者の中には、優良業者も多数いる反面、悪徳業者がいるのも事実です。外壁塗装を検討されている方は、悪徳業者の良くない噂に不安があるかと思います。どのように見分けたら良いのでしょうか?
この記事では、外壁塗装の悪徳業者を見分けるポイントやどう避けるか、遭遇した場合にどう対処したらいいかを解説します。
知っておきたい!外壁塗装の悪徳業者の手口の実態
まず外壁塗装の悪徳業者がどのような手法で営業を行うか、典型的なふるまいの例を解説します。
【詐欺のリスク!】訪問営業・所在地があいまい
外壁の状態は家の周りから確認できるため、外壁塗装の訪問営業は非常に多いです。しかし、外壁塗装の訪問営業は基本的に依頼を避けた方がいいでしょう。
訪問営業は、実際の壁面を見ながら専門的な説明を受けるため、話を信じてしまいやすいですが、下記のようにトラブルの相談件数も年々多くなっています。
訪問営業によるトラブルの相談件数の変遷
年度 | 相談件数 |
---|---|
2017 | 6,385 |
2018 | 7,222 |
2019 | 7,998 |
2020 | 8,160 |
外壁塗装の場合、地元以外の遠方の業者が、訪問やポスティングのチラシで営業を行うケースも多いようです。また、Webで「地域名 外壁塗装」などで検索をかけても、遠方の業者がヒットするように対策をしています。
業者の所在地が明らかでない場合、最悪の事態として、トラブルが起きても連絡が取れなくなります。訪問営業を行う外壁塗装業者はこれに当てはまる場合が多く、詐欺行為で泣き寝入りせざるを得ないリスクが生じます。
大幅値引きで目を引く
他社に比較してみて、大幅に安い価格の提示は、悪徳業者の危険性が高くなります。価格差でひきつけておいて、とりあえず顧客にするという意図があるためです。
塗装工事は技術面も、材料費面も、大幅な値引きは無理な業態です。大幅な値引きは、以下の手口の伏線であることが多いでしょう。
追加施工で高額請求をする
悪徳業者の場合、当初提示された価格に上乗せして、「これは別料金です」「想定より壁の状態が良くないので、追加施工が必要です」など、あとから塗装料金が増えていくことがあります。
これは最初から高額な施工費用にすることを狙っており、非常に悪徳な手口です。
悪質なコストダウンで施工不良
通常の外壁塗装は3度塗りを行います。
しかし料金を安くするために、塗る回数を減らすことや、塗料を多く希釈して薄くするなどの方法をとります。
その結果、塗装の劣化が早かったり、外壁にひびや気泡など本来の塗膜の機能を果たさない欠陥施工となります。住まいを修理し、建物の寿命を延ばすために行なった外壁塗装が、逆に建物を脅かすことになってしまうのです。
外壁塗装の悪徳営業トークの特徴
前項の営業手法に続き、外壁塗装の悪徳業者がどのような手口をセールストークにするかをご紹介します。これらはいずれも根拠に乏しいので、覚えておきましょう。
- 「キャンペーン価格・モニター価格にします」
- 「オリジナルの塗料や工法です」
- 「今すぐ塗装が必要です」
- 「前払いならお安くできます」
- 「無料で点検いたします」
- 「(大手企業・役所)から来ました」
- 「他社の見積もりを見せてください」
「キャンペーン価格・モニター価格にします」
期間限定での値引きは、さまざまな業種で行われています。しかし外壁塗装は職人の手作業や、高価な塗料を必要とする施工で、かつリピート発注されるまでに長い年月が必要です。
したがって割引分の回収の見込みの少ない期間限定の値引きは、外壁塗装にはなじみません。つまり、どこかで手抜きなどの無理なコストカットをしなければ、利益が出せないのです。外壁塗装で「今ならお得」という言葉には注意が必要です。
手抜きを行うと、見た目はおしゃれでも数年で外壁の塗膜が劣化する欠陥施工につながります。
「オリジナルの塗料や工法です」
自社の施工のクオリティや、コストダウンできることの理由に、自社のオリジナルの塗料や工法などをうたうケースがあります。
価格の安さはともかく、外壁の塗膜の色つやの良さや、長期間メンテナンス不要などのクオリティなどは、施工前では根拠に乏しいセールスポイントといえます。
外壁用の塗料や溶剤は、小規模の開発で容易にオリジナル製品が作れるものではありません。
そしてオリジナル工法といっても、塗装の施工は自動化や機械化ができず、人の技術に依存するところが大きいので、新技術は簡単ではありません。自社独自の塗料やサービスという宣伝文句は疑わしいと考えた方がいいでしょう。
このほかに技術上のおかしな値引き理由として「足場代をお安くできます」というトークがあります。しかし足場代も値引き要素がない施工なので、これを正規に見積もらない業者への依頼は危険です。
足場の構築や解体は資格や受講を要し、人件費が省略できません。また、外壁塗装の施工業者は足場の専門業者に依頼するケースが多いです。足場のリースとは、専門業者が足場の資材とともに組み立て・解体の有資格者もレンタルするケースが主体です。
「近くで足場を使いまわせる現場があるので、運搬費用の分安くできる」も常套句です。しかし都合よく新しい現場に、前の現場からの搬入はできないと考えた方がいいでしょう。
「今すぐ外壁塗装が必要です」
確かに長く放置した外壁は、塗装せずそのままでは雨漏りや建材の腐食の原因になるという状態はあります。
しかし「放置すると大変なことになる」など、危機感をあおるような、顧客から冷静な判断力を奪う営業は、悪徳業者が多いと考えられます。
また、自社の都合で顧客に判断を急がせる悪徳業者は、高めの価格で手抜き施工や見積もりの水増しを行う危険が高いです。
たとえば「今日中の契約ならお値引きします」というトークはどうでしょうか?早い契約は本来値引きの要素ではない上に、自社の都合のみを考えた理由でしかありません。
また、外壁塗装は一度契約をしてしまえば、顧客は撤回しづらいという心理を突いているとも言えます。また、契約まで時間をかけると、他社と冷静にくらべられてしまうという意図もあるかも知れません。
とくに、他社と比較せずに、飛び込み営業でどのような悪徳業者かも分からない場合、そのような契約は非常に危険です。
「前払いならお安くできます」
外壁塗装の施工前の前払いは、応じないのが基本です。優良業者は、施工状態の確認をもらってから支払いを受けるという形をとります。
もちろん、施工金額が高く、「着工金」として支払いがある可能性もありますが、金額が高くないのに、前払いを要求される場合は注意が必要です。経営状態が良くないか、支払い後の手抜き、最悪は音信不通なども想定されます。
このほか値引きの理由が不自然な例として、この地域の実績が欲しいからお安くしますというのがあります。このケースは知識のない方を対象に、相場よりかなり高い見積額から値引きをする手法で、実績が欲しいという営業トークをします。
WEB上などで実績を上げている外壁塗装業者であれば、そのような方法で営業するリスクを冒す必要はないため、悪徳業者の可能性が高いでしょう。
「無料で点検いたします」
無料という言葉につられてしまうと、「不具合が発見できたのですぐ施工を」という流れになるのが定番の流れです。
顧客の側には「無料点検だけでは断りづらいから、塗装まで施工をお願いしよう」という心理も働きやすくなります。点検という表現が言葉のテクニックです。点検ではなく見積もりするのが、正常な商談の流れです。
「(大手企業・役所)から来ました」
大手企業や官公庁に関連する団体のような印象を与える名称や、嘱託を装って営業するケースがあります。依頼して安心な業者を装うためですが、そのようなことは基本ありえないと言って良いでしょう。
大手企業は広告宣伝費を使い、飛び込み営業などは行いません。また、官公庁や自治体は、助成金の関連する外壁塗装に、みずから営業をかけるようなことは行いません。実態調査などは郵便か電話の自動音声で、無作為抽出の世帯を対象に行うのが基本です。
その様な手法の営業トークには「母体の方に直接確認したいので、連絡先を教えてください」と伝えるのが良いでしょう。
「他社の見積もりを見せてください」
他社の見積もりに対する反応で、業者の誠実さがはかりやすいとも言えます。この見積もりは、他社を中傷したり「うちはこうできます」と、格好の営業ツールになるためです。また、顧客は専門的な話は分からないので捏造した話もしやすいです。
とくに、営業担当者が見積もり前で現場の確認を行っていない場合ならば、他社の見積もりの妥当性を語れないはずです。これはおかしいと考えましょう。
悪徳業者から身を守る対処法
外壁塗装の悪徳業者から身を守るために事前にできることや、実際に接したときの対処法についてご説明します。ポイントは以下の3つです。
- はっきり断ること
- 即決しないこと
- 塗装の基礎知識を持つこと
はっきり断ること
最初から施工を依頼する意志がないか、その業者に頼む意思がない場合は、「結構です」「お願いしない」とはっきり断りましょう。または「他社ですでに話が進んでいる」という言い方もあります。
悪徳業者ほど、自社のセールスポイントに乏しい為、根拠のない悪質なしつこさを発揮します。「家族と相談します」や「ちょっと検討します」などは、しつこい営業のきっかけとなってしまうものです。
即決しないこと
「今日なら安くする」とたたみかけられても、乗らないでください。
必ず業者のことを調べ直したり、他社と比較したり、周囲に相談して確認するようにしましょう。前述のとおり、良心的な外壁塗装業者なら、そもそも契約を急がせるようなことはないです。
塗装の基礎知識を持つこと【相場一覧】
見積もりを取る段階までに、まずは外壁塗装についてのある程度の基礎知識を持つことがおすすめです。
塗料の種類や、外壁の劣化症状、外壁塗装作業の工程などをWebで調べておくと、知識がないことを利用した営業トークに引っかかることが少なくなります。
費用は以下の一覧のような、坪数ごと・作業ごとの大まかな塗装費用の相場と、外壁用の塗料の、グレード別の面積ごとの材料費販売の相場を知っておくのがいいでしょう。
相場出典:3表いずれも暮らしのマーケットより
【外壁塗装・塗り替え費用相場】
坪数 | 塗装面積 | 相場費用 |
---|---|---|
20坪 | 約79㎡ | 50~90万円 |
30坪 | 約119㎡ | 60~100万円 |
40坪 | 約158㎡ | 80~130万円 |
50坪 | 約198㎡ | 100~160万円 |
60坪 | 約238㎡ | 120~200万円 |
【30坪の外壁塗装の相場費用の内訳】
作業内容 | 塗装費用 | 30坪の場合 | 30坪にかかる費用 |
---|---|---|---|
足場 | 800~1,200円/㎡ | 166㎡ | 132,800~199,200円 |
飛散防止ネット | 150~400円/㎡ | 166㎡ | 17,850~47,600円 |
養生 | 200~300円/㎡ | 119㎡ | 23,800~35,700円 |
シーリング(打ち換え) | 700~1,500円/m | 119㎡ | 8,330~178,500円 |
軒天(軒裏) | 800~1,600円/㎡ | 30㎡(例) | 24,000~48,000円 |
雨どい | 800~1,800円/m | 40m(例) | 32,000~72,000円 |
雨戸 | 2,000~4,000円/枚 | 4枚(例) | 8,000~16,000円 |
廃棄物処理 | 10,000~30,000円/式 | 1式 | 10,000~30,000円 |
運搬・交通費 | 10,000~30,000円/式 | 1式 | 10,000~30,000円 |
下地処理 | 約300〜2,500円/㎡ | 119㎡ | 35,700~297,500円 |
高圧洗浄 | 250円〜450円/㎡ | 119㎡ | 29,750〜53,550円 |
【外壁用塗料の種類別の施工単価】
種類 | 耐用年数 | ㎡あたり相場 |
---|---|---|
アクリル塗料 | 約5~8年 | 約1,000~1,800円 |
ウレタン塗料 | 約8~10年 | 約1,700~2,500円 |
シリコン塗料 | 約10~15年 | 約2,100~3,500円 |
ラジカル塗料 | 約8~16年 | 約2,200~4,000円 |
フッ素塗料 | 約15~20年 | 約2,000~5,000円 |
ナノテク塗料 | 約18~20年 | 約2,400~5,500円 |
無機塗料 | 約20~25年 | 約3,500~5,500円 |
ここまで知っておけば、さらに複数の業者から相見積もりをもらうことで、内容と価格が比較できるでしょう。
また、火災保険や助成金は、「ほとんど自己負担がない」「必ず使える」というようなことはないので、営業トークには要注意です。
火災保険は外壁塗装で適用されるケースと対象が決まっているため、事前に調べておくことをおすすめします。
地域で申請できる助成金は、外壁塗装が対象になる制度があるか、限度額や資格などあらかじめご自身で調べておくのが大切です。地域や時期によっては、使えるものがない場合もあります。
外壁塗装の悪徳業者は見積もりで分かる!
見積もりまで受けた段階で、「この会社はちょっと大丈夫かな」というケースがあります。金額の問題以外にも、悪徳業者の見分け方はあります。
工事内容が一式のみ
外壁塗の見積書に「〇〇工事一式」とだけ記載され、具体的な内容が書かれていない場合があります。この場合、どのような工事を行って、それぞれいくらかということが分からず、他社との比較ができません。
このような見積もりは、手抜き施工や追加料金の危険性があると考えましょう。最初から意図して行ったことが明らかな場合、詐欺にも相当する悪質な料金設定です。
面積の見積もりが雑
外壁塗装は外壁の面積で使用塗料の量は明確に決まるため、この部分がアバウトな見積もりはNGです。外壁の面積が小数点以下がなく10の位単位のケースも問題です。壁面積で床ではないのに坪表記も、不適切な見積もりです。
付帯部分の工事が入っていない
外壁の本体以外に軒天(軒下部分)や雨どいの塗装なども行う相談をした場合に、それらの内容が明細に含まれていないことがあります。
これも契約後に追加料金として加算される可能性があり、依頼する場合は正しく出してもらう必要があります。
使用材料が入っていない
ペンキの種類は価格を大きく左右するため、使用塗料名が書かれていない見積もりは用をなしません。
価格の根拠も、どんなグレードの塗料を施工するのかもわからず、安い塗料で料金を水増しされる可能性があります。
価格の判断には、外壁の塗料名と平米単価、何缶使用するかを明記した見積もりが必要です。
もしも悪徳業者と話が進んでしまったら?
外壁塗装で悪徳業者に騙されてしまったかもしれないと感じた場合や、契約を結んでしまって、クーリングオフを考える場合、まず消費者生活センターに対処法を相談しましょう。
消費者生活センターに相談
全国の消費生活センターは、独立行政法人の組織です。商品販売やサービスなど消費生活全般に関する苦情や問合せなど、消費者からの相談を専門の相談員が確認の上、公正な立場で処理してくれる機関でです。
相談窓口として消費者ホットラインが用意されています。
消費者ホットライン: | 188(局番なし) |
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消費者生活センターへの相談のために、業者との打ち合わせ内容をメモし、時系列で分かりやすいように整理しておくと良いでしょう。
また、相談先として、住宅リフォーム紛争処理センターの開設する住まいるダイヤルもあります。住宅の取得やリフォームに関してトラブルや不安を抱える方からの、技術的問題や法律的問題など幅広い相談を受け付けています。
住まいるダイヤル: | 0570-016-100 もしくは 03-3556-5147 |
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クーリングオフ制度の利用
クーリングオフの対象となる条件は以下です。
- 個人が法人と契約している
- クーリングオフできる旨が記載された契約書を受け取ってから8日以内
- 契約書の方から業者に依頼していないこと(事務所への訪問、電話、メールなどの依頼)
- 契約した場所が業者の事務所以外であること
契約から8日を過ぎていても、外壁塗装の契約書の中に契約日、捺印、クーリングオフに関する記載などがない場合は、クーリングオフが可能になりますので、確認してみましょう。
クーリングオフが認められれば、すでに施工中であっても、外壁塗装業者は現状回復をする義務がありますので、欠陥施工でも安心だと言えます。
悪徳業者との契約を避けるためのポイント
外壁塗装業者として信頼がおけるかどうか、他社と比較する際の基準をご紹介します。以下の5つの基準を意識してみましょう。
- 診断が丁寧
- 適正価格
- 保証とアフターフォロー
- 対応が親切
- 資格を保有している
- 口コミや実績が豊富
診断が丁寧
見積もりの際の壁面の調査は、拡大鏡を使って、時間をかける方法であれば安心です。ざっくりと平米数だけ測って、塗り面積と足場代を計算するだけでは、不安が残ります。
見やすい場所だけでなく、登って確認しなければならない箇所もあり、それらを対応していくと、15分程度では終わらず、30分程度以上はかかるのが一般的です。
丁寧な壁面のチェックは、状態に合わせて正直な価格を見積もる意図があると分かります。悪徳業者の場合、壁面のチェックは簡易的になりがちです。
価格については前述のとおり、事前に調べている相場に対して極端に高い、あるいは極端に安くないかがポイントです。
元の価格が高額で、値引き幅が大きい「二重価格」も要注意です。見積もりの根拠はよく質問しましょう。「このお客さんは騙せそう」の領域を超えることでも、悪徳業者は撤退します。
保証とアフターフォロー
業者の加入するリフォーム瑕疵保険の適用が可能かを確認しておきましょう。施工に不備があった際に保険がおりると、無償補修などがスムーズに進みます。
「問題があったら無償で直す」という口約束には、本体施工に限られるなど、無数の抜け道が用意されていることが多いので、契約前によく確認することが大切です。また、契約書にクーリングオフが可能かの記載も確認しておきましょう。
次回のメンテナンス時期にも頼れるような業者かどうかも、チェック上の視点のひとつです。
対応が親切
こちらの話を丁寧に聞き、質問に答えてくれるかは大切です。こちらの予算や都合、希望に合わせて良い施工内容を考えてくれることが分かり、安心できるでしょう。
工期や着工タイミング、塗料の種類など、自社の都合ばかりを言ってくる業者には要注意です。
資格を保有している
塗装技能士、外装劣化診断士などの資格保持者の数や、建設業の許可の有無もひとつの目安となります。
塗装技能士は厚生労働省公認の国家資格で、特級、1級、2級、3級の4種類あります。1級は実務経験7年以上が最低条件になります。試験の内容は学科と実技が行われます。
外装劣化診断士は一般社団法人住宅保全推進協会が主催する民間資格で、日本国籍、建設業又は不動産業での実務経験3年以上の方が受講可能です。
口コミや実績が豊富
Webサイトで施工例や口コミはどうかを見て、候補の他社と比較してみましょう。資格の有無や見積もりの細かさとは無縁でも、良心的で腕の確かな業者も存在しますので、そのような業者の評価は、口コミや施工例が頼りです。
地元での施工実績や、お客さまの評判を確認します。
ただし、口コミは根拠のない中傷を含むこともあります。鵜呑みにはしないようにしましょう。
悪徳業者につかまらない業者選びの流れ
続いて、悪徳業者につかまらないために、業者選びの過程で必要な流れをご説明します。
- 外壁塗装業者の情報収集
- 相見積の依頼
- 信頼できる外壁塗装業者1社と契約
業者の情報収集
Webサイトや知人の紹介なども利用して、候補となる業者をピックアップしたら、各社の情報収集をします。以下の点に留意して、各社の比較をしてみましょう。
- 不良セールストークの有無
- 見積もり内容が的確か
- 診断が丁寧か
- 適正価格か
- 補償とアフターフォローがあるか
- 対応が親切か
- 資格を保有しているか
くりかえしますが、訪問営業に乗って、予備知識なくそのまま発注するのは禁物です。
相見積もりの依頼
少なくとも3社から見積もりをもらって、比較しましょう。しかし費用の安さだけを重視するのではなく、説明の丁寧さ、対応のよさも良心的な施工の目印となります。
ご自身だけで判断が難しい場合、ペイプロのご利用をおすすめします。ペイプロは紹介料などの費用は一切無料。顧客にピッタリな業者を紹介する、新しい外壁塗装業者マッチングサービスです。
信頼できる外壁塗装業者1社と契約
価格面とサービス面で、総合的な観点から信頼できる1社を選びましょう。「次回以降、継続して依頼できそうか」「メンテナンスや細かいことも依頼ができそうか」などもチェックポイントです。
【まとめ】悪徳業者に騙されない!
ご自宅の外壁塗装工事を依頼するとき、あるいは訪問営業を受けたときなど、どのように悪徳業者かを判断し、どう対処すればいいかを解説しました。
ここに述べた特徴があれば必ず悪徳業者ということではないのですが、良心的なベストの業者選びの基準として、本記事を参考にして失敗しない外壁塗装をして頂ければ幸いです。
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